6月3日はソフトボールのトレーナー活動のために、
元ソフトバンクホークス2軍球場である、雁ノ巣レクリエーションセンターにある
ソフトボール専用球場に行っていました。
結果は、
ノーシードならが決勝まで進出しましたが、
決勝で敗れてしまいました。
途中までは、
一進一退の締まった試合でしたが、
1本のヒット
1個のエラーが試合の流れを決定づけました。
「やはり練習でできないことは試合ではできない」
と再確認しました。
スポーツでは適度な緊張が必要とされています。
それはなぜか?
緊張することにより、
脳にドーパミンが分泌され、
体にはアドレナリンが分泌されるために、
戦う状態を作ってくれます。
ドーパミンは「運動を促す」物質であり、
アドレナリンは「動物が獲物を捕食するときに分泌」する興奮物質です。
このように緊張することにより、
瞬間的な力を出す準備をしているのです。
ではなぜ
「緊張すると力が出ない」
とスポーツ界では言われているのでしょうか…
それは緊張するタイミングが大事だからです。
人間の体は
「緊張→リラックス→緊張→リラックス」の
順番で動いています。
「緊張→緊張→緊張」
「リラックス→リラックス→リラックス」とは動いていないのです。
緊張すると必ず次は「リラックス」するのです。
ではどのタイミングで緊張することが必要なのでしょうか?
野球やソフトボールで言うと、
バッティングのインパクトの瞬間
ピッチングのリリースの瞬間
なのです。
「緊張−リラックスリズム(私が勝手に考えました)」で、
考えると…
インパクトの瞬間が緊張だとすると、
ネクストバッターサークルからバッターボックスは「リラックス」
↓
インパクトの瞬間「緊張」
↓
打球を確認して走塁をする時は「リラックス」
リリースの瞬間が緊張だとすると、
サインを見る時は「リラックス」
↓
投球に入りリリースの瞬間「緊張」
↓
リリース後の打球の確認「リラックス」
となるのです。
このように「緊張−リラックスリズム」を、
うまく利用することで
スポーツに適した「緊張状態を獲得」でき
最高のパフォーマンスを発揮できるのだと思います。
このように
「緊張=悪いもの」
ではなく、
「緊張=必要なもの(タイミングが問題)」
と捉えることが重要なのです。
適度な緊張を獲得して、
最高のパフォーマンスを発揮できるプレーヤーになってみてはいかがですか!